昨日仕事帰りに妹達とクッパを埋めて,お別れをしました
池の直ぐ近くの,普段人が通らない桜の木の下です
何時ものエサを敷いて,買った花と妹が連れて来た野良百合を添えて,
自然に還しました
もちろん箱には入れませんよ?滞り無く自然物は自然に
返すものだからです
仕事の終わりが延び,大雨の影響で電車が大幅に遅れ,予定よりも
幾分帰りが遅くなりましたが,逆に涼しい中で作業が出来ました
どんなに美しく,造形が良ろしくても、形在るモノの死後は
等しく醜いものです
どんなに愛して居ても好んで居ても,器は耐えきれずに
腐るもの
父の教えを妹達が従って,埋め易いようにトレーの上で自然乾燥された
クッパに驚きながら受け取って,そして死を実感しました
目の色はよどみ,その縁や全ての穴から血液が漏れ出しては固まり,
隠されて居た性器が溢れては独特の腐ったニオイを鼻で受け,
そしてその身は軽い
空調がきいた場所で自然乾燥させて居たらしいのでウジは無く,
死後硬直で柔らかかった首や手足は棒のように硬く,性器も揺れる事は
無かった
それがクッパの最後でした
私はどのように死んで,どのように死体を晒すのでしょうか
後,何時まで生きて行けるのでしょうか
蝶や蛾は死後ウジ等に喰われずに かなりの日にちを得た後に,
少し触れるだけで全てが粉へと化します
筋肉量の違いか,水分の違いか,将又成分の違いなのか…,硬直する違い
って何なのか…と、ぐるぐるグルグル考えて居ました。
家に帰って水槽を見てもクッパは もう居無いですが,私の人生は
未だ々々続くので,本当,生きる事って無くす事を知る旅なのかも
知れませんね
嗚呼